NFT Now|
国内最大級のNFTメディア

国内最大級のNFTメディア|NFT Now 国内最大級のNFTメディア

5~10年後にはほとんどのものがトークン化される

NFTニュース

公開日 : 2022年09月29日 | [更新日]

デジタルアセットサービスプラットフォームであるMatrixportの創業パートナー兼COOであるCynthia Wu氏によれば、5~10年後には、ほぼすべての「現実世界」の資産が非代替性トークン(NFT)の形でトークン化される可能性があると述べました。

ブロックチェーンのインフラが現行の既存システムと比較して優れている点は「コスト効率」「流動性の向上」「24時間365日のマーケットアクセス」「仲介者の排除」などが挙げられます。

Cointelegraphの取材に対しWu氏は、NFTの最良のケースとして実世界の資産を広く代理運用し、オンチェーンで保管・取引できるようになることを挙げています。

「最終的には、すべての主要な金融資産は、新しい金融インフラストラクチャ上で表されるようになるだろう。NFTは、不動産証書、株式や債券などのオフチェーン資産を表すための私たちの道具となり得る」と述べました。

オンチェーン化により、これらの実世界の資産はより「流動的で取引しやすく」なり、価格決定や取引の活性化が期待できると、Wu氏は付け加えました。

しかし、Wu氏は、ビットコイン(BTC)やイーサ(ETH)などのトークンから2兆円以上のデジタルネイティブ資産をオンチェーンで作り出したことは素晴らしいことですが、NFTの取引活動をもたらした唯一の分野はデジタル収集品であり、これは機関投資家への普及にはあまり役立っていないと述べています。

「オフチェーン資産をオンチェーンで扱うということは、これまであまり行われてきませんでした」

しかし、それでもWu氏は、流れが変わることを確信しているようです。

今月初め、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の報告書は、トークン化された非流動資産の総規模が2030年までに16兆1千億ドルに達する可能性があると推定しています。

BCGは、このトークン化の多くは「新規株式公開(IPO)前の株式」「不動産」「私募債」「中小企業の収益」から発生すると予測しています。

現実世界の資産のトークン化は金融機関の関心を集めていますが、Wu氏によると、長年にわたって役立ってきた既存のシステムからの移行にやや難色を示す金融機関もあるとのことです。

Wu氏は、従来の金融システムでは、非代替性資産の取引は考慮されてこなかったと指摘しています。なぜなら、非代替性資産は、代替性資産と同じように簡単に交換することができないからです。ブロックチェーン上のトークン化は、この問題を解決するものです。

また、ブロックチェーンインフラは、既存のシステムより優れた選択肢であるとし、より合理的な金融システムにつながる主な要因として「コスト効率」「流動性の向上」「24時間365日の市場アクセス」「仲介者の排除」を挙げました。

Matrixportは2019年2月に設立され、リテールおよび機関投資家の幅広い顧客層から30〜40億ドルのデジタル資産を運用しています。

参照:Almost everything could be tokenized in 5-10 years — Matrixport exec

Follow Us

NFT関連の記事や最新のニュースを毎日配信しています。


WRITER

NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。

NFT Nowとは
NFTをゼロから学べる総合情報サイトの『NFT Now』 実際に購入・販売をした経験を発信することで、NFTマーケットプレイス選びの際に、自分にあったマーケットプレイスを選べます。また、NFT Now編集部では、NFTの作り方や、OpenSea/MetaMaskの使い方、NFTのアート・ゲーム・音楽・トレカの情報、国内・海外でのNFT市場の最新情報をどこよりも分かりやすく伝えております。

NFT Nowの特徴①NFTの購入・販売・作り方がゼロから学べる!
NFTを始めたい方に向けたコンテンツを用意しております。買いたいNFTや作ってみたいN FTアート、作成したNFT作品の販売方法など、初心者から経験者まで幅広い層に分かりやすく手順を記載してあるため、誰でもNFTを学ぶことができます。NFTとはの未経験者から、マーケットプレイス認定アーティストの方まで目的別にカテゴリーを分けてコンテンツを用意しています。ゼロからNFTを学び始めて販売までいってみましょう。

NFT Nowの特徴②目的にあったNFTマーケットプレイスが見つかる!
OpenSea(オープンシー),Rarible(ラリブル),Coincheck(コインチェック),SuperRare(スーパーレア),Nifty Gateway(ニフティゲートウェイ),Foundation,Axie Marketplace(アクシーマーケットプレイス),BakerySwap(ベーカリースワップ),NFT ShowRoom(NFTショールーム),VIV3,PlayAsset(プレイアセット),MakersPlace(メーカープレイス),Nanakusa(ナナクサ),Enjin MarketPlace(エンジンマーケットプレイス),nanakusa(ナナクサ)など、NFTマーケットプレイスを実際に使用した方の評判や使い方を掲載しております。 中立・公平性を維持するために弊社では初心者、経験者と幅広い方の意見を参考にしているため、他のサイトよりも信頼性が高いと評判です。

NFT Nowの特徴③国内・海外でのNFT市場の最新情報が手に入る!
現在拡大中であるNFT市場の最新情報を丁寧かつ分かりやすくお届けしています。NFTのアート・ゲーム・音楽・トレカの情報からNFT関連銘柄までNFTに関する情報は「NFT Now」を見ることで網羅できます。お気に入り登録間違いなしの総合情報サイトです。