PGAがNFTプラットフォーム「Autograph」と提携
NFTニュース公開日 : 2022年09月21日 | [更新日] 2024年11月01日
米国の男子プロゴルフツアーを運営するPGAが、NFTプラットフォーム「Autograph」と複数年に渡るパートナーシップ契約を結んだことがわかりました。
独自のNFTプラットフォームを立ち上げ
アメリカ最高峰のゴルフツアーを主催するPGAが提携先とした「Autograph」は、米国フットボール界の名クォーターバックであったTom Brady氏が運営するNFTマーケットプレイスです。
Sporticoのレポートによると、この複数年にわたる提携により、独自のNFTプラットフォームを立ち上げ、PGAのビデオやプレーヤーデータのアーカイブからNFTを作成し、販売を行います。
プラットフォームの開設は2023年の初頭を予定しており、そこでの売上はすべてプレーヤーのポケットに還元されることになるそうです。
プラットフォームはクローズドマーケットプレイスとなることを想定しており、そのプラットフォーム内での取引のみが可能で、ユーザーが収集品をサードパーティのウォレットにNFTを転送することはできません。
近づくスポーツとNFT
Autographは過去2年間、徐々にビッグネームをプラットフォームに追加してきました。
PGAと同じくゴルフ業界では、タイガー・ウッズが既に同社のパートナーに着任しています。
その他、体操選手のシモーン・バイルズ、スケートボーダーのトニー・ホーク、ナショナル・フットボール・リーグのクォーターバック、ジャスティン・ハーバート、テニスの大坂なおみといったアスリートがAutographとコラボしています。
PGAにとっては今回が初のNFTプラットフォームとの提携ですが、他のスポーツでは多くの業界団体がNFTプラットフォームとコラボしています。
ナショナルフットボールリーグ(NFL)とナショナルバスケットボールアソシエーション(NBA)は、Flowブロックチェーンを開発したDapper LabsとNFTマーケットプレイスの長期契約を締結しており、メジャーリーグ(MLB)はCandy DigitalとNFTパートナーシップを締結しています。
この流れは米国内だけにとどまるものではなく、サッカーのイングランド・プレミアリーグもこの分野に進出しています。
参考:PGA Tour Links With Autograph for Multi-Year NFT Platform Partnership
WRITER
NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。