バーチャル空間で土地が買えるNFT×VRサービス”Decentraland”がメタバースへの動きを加速する!
NFTニュース公開日 : 2021年09月30日 | [更新日] 2024年10月01日
今、NFTと同じくらい話題になっている「メタバース」という言葉をご存知でしょうか。
メタバースとは、簡単に言えば「オンライン上に構築されたVR空間」のことで、今後人々はVR上でもう一つの現実を生きるようになるだろうと予測されています。
VTuberのようなアバターを作成し、容姿や年齢から解放された世界で人々がコミュニケーションをとっていくような未来をイメージするとわかりやすいでしょう。
Facebookやグリーなどの大企業も次々とメタバース事業に参入してきており、非常に注目が集まっています。
メタバースはNFTと非常に親和性が高く、NFTとVRをかけ合わせたプラットフォームである「Decentraland(ディセントラランド)」が一般公開されました。
Decentraland(ディセントラランド)とは?
Decentralandとは、ブロックチェーン技術をベースとしたVRプラットフォームです。
すでに2015年には開発が開始されており、5年の月日を経て2020年に一般のユーザーも使えるようになりました。
「MANA」と呼ばれるVR空間上で使える仮想通貨を使って、NFT化されたVR上の土地や建物の売買や管理のやり取りができます。
土地を購入すると、ルールに沿って自動的に契約が履行されるスマートコントラクトの仕組みを使い、購入者の所有権が明確になります。
購入したバーチャル空間の土地は「LAND」と呼ばれていて、所有者はそこで何をしてもOKです。
LAND内の区画のことを自由にカスタマイズでき、自分でNFTアートやアプリなどのコンテンツを作成してさらにはマーケットプレイスで他人に販売することができます。
アメリカのゲーム会社「ATARI」は、Decentraland上にカジノを作ったりしています。
マーケットプレイスでは土地の売買だけでなく、アバターなどのウェアラブルNFTの転売も行えて、まるで現実世界のような経済活動が可能になります。
仮想空間の世界で人々が過ごす時間が長くなるほど、現実の世界で働くよりもNFTデータの取引によってお金を稼ぐ人もどんどん増えてくるでしょう。
参考: GIZMODO “VR×NFTなプラットフォーム「Decentraland」なら、仮想空間で土地が買える!”
WRITER
NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。