暗号資産取引所Bybitの利用に本人確認が必須となる
NFTニュース公開日 : 2022年12月12日 | [更新日] 2024年12月01日
12月15日より、暗号通貨取引所Bybitは、同社のすべての商品について、新しい本人確認要件を導入します。
同取引所のヘルプセンターによると、Bybitのワンクリックバイ、暗号紙幣の入金などの利用には、個別の本人確認が必要になるとのことです。
この本人確認手続きには、ユーザーのパスポート、身分証明書、滞在許可証、運転免許証が有効になります。
その他にも、主要サービスの請求書や銀行の明細書、政府の公式文書などはすべて、居住を証明するものとして認められます。
さらに1万ドル以上のNFTを売買する場合にも、個別の本人確認が必要となります。
12月20日には、本人確認レベルごとの引き出し制限が変更され、本人確認をしていないユーザーは1日の引き出し上限が2万ドル、1か月の引き出し上限が10万ドルに制限される予定です。
12月30日からは、NFTマーケットプレイスで行われるすべてのNFTの入出金および購入について、本人確認の義務化が行われる予定です。
Bybitは本人確認不要の暗号資産取引所であり、2021年に1日あたり平均75,000人のユーザーが参加し、昨年は470万人以上の新しいユーザーが利用しました。
ただし、増加する暗号資産詐欺を受けて、本人確認を導入したようです。
参考:Bitcoin Insider”Bybit Will Now Require Individual KYC For All NFT Purchases”
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