イーロン・マスクがTwitter Blueの新バージョンについて言及

公開日 : 2022年11月03日 | [更新日] 2024年11月01日

イーロン・マスク氏は、Twitter Blueの新バージョンとして、米国では月額8ドルで、認証を取得できるようにすると発表しました。「購買力平価に比例して国によって価格が調整される」そうです。彼は「青いチェックマークを持っている人、持っていない人に対するTwitterの現在の領主＆農民システムはでたらめだ」と言って、プレミアムサービスの見直しについて言及しました。

新しいTwitter Blueの契約では、誰でも自分のツイートのプライオリティステータスに付けられた検証済みのチェックを利用できます。より長い音声やビデオの投稿、また広告を減らせる可能性があります。

マスク氏が、言及したサービスで得られること

スパム/詐欺を撲滅するために不可欠な「返信、コメント、検索」における優先順位付け
長時間の動画やオーディの投稿が可能
広告の数は半分
<出版社のための有料課金システム

Twitter’s current lords & peasants system for who has or doesn’t have a blue checkmark is bullshit.
Power to the people! Blue for $8/month.
— Elon Musk (@elonmusk) November 1, 2022

これまで、Twitter Blueは、認証を受けていることにとらわれずに利用できるサービスでした。月額4.99ドルで、主な機能は、広告なしの記事の閲覧、ツイートの取り消しや編集（一部の国で）、ナビゲーションバーのカスタマイズなどです。また、NFTをプロフィール画像に設定することもできます。しかし、広告なしの記事の部分は削除されています。しかし、Blueの契約者にペイウォールを回避させたいという意向から、マスク氏は、何らかの形で出版社と協力したいと考えているようです。

We need to pay the bills somehow! Twitter cannot rely entirely on advertisers. How about $8?
— Elon Musk (@elonmusk) November 1, 2022

マスク氏は、Twitterの収益源である広告への依存度を下げ、サブスクリプションを採用する意向を明確にしています。The Vergeが報じたところによると、この週末の時点で社内で話し合われた計画は、認証料を月20ドル課金するというもので、この変更を実行するために従業員には約1週間の時間が与えられているとのことです。

マスク氏は、新しい価格設定と機能セットがいつ有効になるかを公表していませんが、現在、Blueのアプリ内ドキュメントは旧システム用になっています。また、マスク氏はBlueによって「コンテンツクリエイターに報酬を与える」と述べていますが、クリエイターへの報酬が実際にどのようなものになるのか、詳細は明らかにしていません。

また、認証システムがどのように機能するかもはっきりしていません。従来は、ジョークとして、あるいは間違った情報を広めるために、偽造される可能性のある知名度の高いユーザーにしか利用できませんでした。しかし、マスク氏は、このシステムをボットスパムの制御に利用したいと述べています。

マスク氏は、報道された月額20ドルの価格に不快感を示した作家スティーブン・キング氏への返信で、8ドルの価格をほのめかしています。

「我々は何とかして課金をする必要がある！」

マスク氏は、11月1日の早朝にこう書いています。

「Twitterは広告主に完全に依存することはできません。8ドルではどうだろう？」

マスク氏は、この記事を最初に掲載した後「Blueがコンテンツ制作者に報酬を与えるための収益源を作る」とツイートしました。

最近のTwitter社の動向は「Twitter社が新機能NFTツイートタイルを公開」で解説しています。ぜひ、参考にしてください！