音楽ファイル共有サービスNapsterはWeb3で復活を遂げられるか
NFTニュース公開日 : 2022年05月20日 | [更新日] 2024年11月01日
音楽ファイル共有のパイオニアであるNapsterが、ブロックチェーン上でビジネス展開を計画しているようです。
NapsterがWeb3で復活するというニュースは、Hivemindのパートナーであるマット・チャン氏のLinkedInの投稿で判明しました。
Hivemindは暗号資産に特化した投資会社で、最近Napster Groupを買収しています。
Napsterはユーザーが音楽ファイルを共有できるシステムを提供しましたが、著作権問題で数多くの訴訟を起こされ、倒産に追い込まれました。
Napster Groupは次の声明を発表して言います。
「ブロックチェーンとWeb3をアーティストとファンにもたらすことにより、音楽業界に革命を起こすことを期待しています」
現時点で詳細は不明ですが、NapsterはミュージシャンがNFTコンテンツをリリースできるプラットフォームを提供する可能性があります。
Napsterのほか、2000年代にブームを起こしたファイルコピー業者がWeb3で復活を狙っています。
たとえば、LimeWireは閉鎖から10年近く経った今月、NFTマーケットプレイスとして再スタートしています。
今週初め、LimewireはUniversal Music Group(以下UMG)と世界的なライセンス契約を締結したと発表しました。
LimeWireは次のように述べています。
「UMGのアーティストとレコードレーベルは、LimeWireマーケットプレイスを活用し、NFTを通じてファンとコミュニケーションをとれる方法を模索できます」
参考:GIZMODO”Napster Wants to Become a Web3 Company”
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。