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NFTアートとは?価値やメリット、今後の見通しを分かりやすく解説

NFTの歴史

公開日 : 2021年07月28日 | [更新日]

「最近よく聞くNFTアートについて知りたい」「価格が上がってるて聞いて興味が沸いた」

上記が知りたいと考えたことはありませんか。

本記事ではNFTアートについて下記について解説します。

  • NFTアートとは
  • どこに価値があるのか
  • 出品/購入方法について
  • 今後の見通し

本記事を読んでいただくことで、NFTアートが何か分かり、さらに理解が深まることでしょう。

NFTアートとは?

NFTアートとは?

NFTとは「Non-Fungible Token」の略であり、日本語では非代替性トークンと呼ばれます。非代替性のトークンIDを用いてブロックチェーン上の取引で利用されます。

NFTアートとは、デジタル作品にNFTを掛け合わせたもので、非代替性のトークンIDがリンクされることによって作品の唯一制の保持できるという特徴があります。

従来であれば、デジタル作品は有形のものに比べて価値が低いとされていました。なぜならコピー・複製が簡単にできてしまい、有形の作品と比較して所有者や価値があいまいになりやすいからです。

NFTがアートに掛け合わされることで、コピー・複製がされたとしてもトークンIDによって識別ができます。そのためデジタル作品であっても唯一性の保持、所有権の明確化ができます。

NFTアート取引の代表的なものとして、以下があります。

  • Beeple作『Everydays – The First 5000 Days』:約75億円
  • ツイッター創業者による世界初のツイート:3億円超

一度入手できればコピーできないオリジナルを持つことができるとして、NFTアートの市場は確実に成長しています。

NFTアートの価値とは?

NFTアートの価値とは?

NFTアートの価値は、絶対にコピーできない所有権を得られることです。

たとえば、ツイッター創業者のツイートは、NFTアートとして購入された今でも、誰もが閲覧/複製できます。

しかし、オリジナルの所有権を主張できるのは購入者のみです。誰もが閲覧/複製できるデジタル作品だからこそ、所有権を明確にすることで付加価値が生まれます。

ZOZOの元社長前澤さんがバスキアの作品を購入しましたが、複製作品はいくつも作られています。

しかし、オリジナル作品を持つのは前澤さんだけです。所有権を持つこと自体に価値があれば、所有権があることで作品を売却することも可能です。

これまで有形の作品でしか実現できなかった「自分のものとして所有したい」という人間の欲求を満たせるのがNFTアートです。

高額な金額がついたNFTアート:Beepleの「Everydays: The First 5000 Days」【75億円】

2007年5月1日から14年間毎日1枚ずつ、5000日に渡って作り続けた作品で5,000枚が1つになった作品です。

高額な金額がついたNFTアート:Beepleの「Crossroads」【7億円】

Beepleの「Crossroads」は2020年10月に1回目の落札が約600万円で行われております。

そして、2次流通で再販売された結果、約7億円で落札されました。

NFTアートで大金を得た事例:12歳の少年のNFT作品【約4,000万円】

イギリスのロンドンに住む12歳の少年が、学校の休暇中にNFTの作成と販売をして、約40万ドルを稼いでいます。

英国の12歳の少年がNFTの販売で約40万ドルを稼ぐ!

NFTアートで大金を得た事例:10歳の少女のNFT画像【約833万円】

以前クロエの母親が撮影した2,000万回以上も視聴された動画を画像として、NFT化を行いオークションに出品しました。

発売して、まもなくドバイの音楽制作会社3F Musicが購入をして、約833万円の大金を手に入れたのです。

10歳の少女が出品したNFT画像が約833万円で購入される

NFTアートを購入するメリットとは

NFTアートを購入するメリットとは

NFTアートを購入することによって得られる2つのメリットについて解説をします。

①デジタルアートで投資ができる

NFTアートは投資商品としても利用できます。

なぜならNFTアートの取引で扱われるのは作品の所有権であり、付与される所有権の数は決まっているからです。

たとえば今は価値が低いけど、将来的に値上がりしそうなNFTアートを購入しておき、値上がり後に売却をすることで利益が得られます。

作品の所有権を売却しても閲覧はこれまで通り行えるため、所有権を持つことにこだわりがなければ損をすることはありません。

作品の所有のみの売買のため、NFTアートは単純な投資商品としても利用できます。

②アーティストをサポートできる

NFTアートを購入することで、売り上げがアーティストの収入になり、アーティストのサポートにつながります。なぜならこれまでデジタルアートは作品のコピー・複製が容易であり、購入をする必要がなかったからです。

しかし、NFTアートではコピー・複製ができない仕組みであるため、オリジナルに所有権という付加価値が生まれます。またコピー・複製の数が増えれば増えるほどオリジナルの希少性は高まっていきます。

NFTアートが購入されることはアーティストの実績にもなり、サポートにつながるのです。

NFTアートの出品・購入方法とは

NFTアートの出品・購入方法とは

NFTアートのマーケットへの出品・購入の手順を解説します。

NFTアートの出品・購入には以下の2つが必要です。

  • 仮想通貨イーサリアム(ETH):NFTアートの多くがETHによって取引
  • Webウォレット メタマスク:NFTアートの出品や購入、管理に必要

NFTの出品方法は下記5ステップです。

  • ETHを扱っている仮想通貨取引所の口座を開設
  • メタマスクをダウンロードし、セットアップ
  • 仮想通貨取引所を通してETHをメタマスクに入金
  • コンテンツを作成、詳細の入力
  • マーケットへアップロード

NFTの購入方法は下記5ステップです。

  • ETHを扱っている仮想通貨取引所(Coincheck(コインチェック))の口座を開設
  • メタマスクをダウンロードし、セットアップ
  • 仮想通貨取引所を通してETHをメタマスクに入金
  • マーケットにログイン
  • 気に入った作品を購入

NFTアートの代表的なマーケットに次の3つがあります。

詳しい出品・購入方法については「【超入門】NFTアートの作り方!クリプトアート作品を作成しよう」の記事をご覧ください。

【誰でもできる】NFTアートの作り方!アプリで売れるクリプトアートを作成する

NFTアートは購入するべきなのか

NFTアートは購入するべきなのか

注目を集めているNFTアートですが、いきなり手を出してもリスクはないのでしょうか。

NFTアートは最近になって注目され始めた分野であるため、多少なりとも将来的なリスクはあります。

しかし、確実に市場を拡大している事実もあり、NFTアートを購入する場合は余剰資金で少額からがおすすめです。

NonFungibleが公開した2021年第2四半期のNFT調査レポートによると、2021年第2四半期の市場規模は前年同期比で約35倍のおよそ7.54億ドルまで拡大しました。

また、NFTマーケットプレイスのOpenSeaの月間流通総額が約3,650億円になりました。

日本で有名なフリーマーケットアプリのメルカリの2021年メルカリ2Q(4月~6月)の流通総額(GMV)は1,970億円と発表されていることから、NFT市場の拡大を示す十分な数字としてみることができます。

参照サイト:NFTマーケットプレイスOpenSea、月間流通総額が約3650億円に

NFTアートは数千円で購入でき、「気になる作品を買ってみたい」「いきなりたくさんのお金を使うのは怖い」という方にもぴったりです。

ただし、投資としてNFTアートの売買を始める場合は作品の価格を見極めが重要になってきます。安いからといって無闇に購入するのは控えましょう。

NFT投資を始めたいが、仮想通貨(暗号資産)をまだ、お持ちでない方は「Coincheck(コインチェック)」で購入がおすすめです。

国内取引所の中でアプリダウンロード数No.1と信頼のおける企業でもあります。

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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak

NFTアート市場の今後の見通しとは

NFTアート市場の今後の見通しとは

NFTアートの市場規模は2020年で3億1500万ドルだったものが、2021年1月から3月の3ヶ月で約15億ドルに達しており、今後さらに市場は拡大していくことが見込まれます。

しかし、なかにはNFTアートはこの先暴落すると考える人もいます。

自身のNFTアートが高額で購入されたBeepleもNFTアートの暴落を主張するうちの一人です。Beepleはニューヨーク・タイムズ紙のポッドキャストSwayで「これらの価値は、間違いなくゼロになる」と語っています。

NFTアーティストのBeepleが何者か知りたい方は「Beepleとは?NFTアーティストのBeepleを紹介。プロフィール、売買実績、作品、購入できる場所を解説」の記事で紹介をおりますため、ご覧ください。

Beepleとは?人気作品5選を一挙紹介!その他おすすめのNFTアーティストは?

また、仮想通貨ライトコインの創設者であるチャーリー・リーは「人工的な希少性を生むだけ」「市場は最終的に供給が需要を上回り、価格は暴落する」とNFTアートを批判しています。

実際、現物所有ができない、価値がわかりづらいといったデメリットがNFTアートにはあります。まだまだ新しい分野であるため、確実なことは誰にもわかりません。

しかし、NFTアートが取り扱うジャンルは確実に拡大していくでしょう。

まとめ:NFTアートの今後の展開に注目しよう!

NFTアートとは、画像、動画や音楽などのデジタルコンテンツをNFTに変換することで作られたコンテンツのことです。

  • NFTアートは所有権を明確にする
  • コピー・複製があっても価値は落ちない
  • 投資としても使える
  • 数千円からでも購入できる

NFTアートはジャンルの拡大、市場規模の成長が見込まれる新たな分野です。オープンなマーケットを利用することで誰でも簡単にNFTアートの出品・購入ができます。

まだまだ、新たな分野ですが、NFTアート市場の今後の動きには注目です。

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