Solanaのブロックチェーン活動はまだまだ高水準であるとの報告
NFTニュース公開日 : 2023年01月15日 | [更新日] 2024年12月01日
アメリカの大手金融グループ「シティグループ」の報告書は、Solanaのブロックチェーン活動はまだまだ高水準であると発表しています。
FTX破産の影響を最も受けたSolana
Solanaは、2022年11月に破産した暗号資産取引所「FTX」の影響を最も受けた暗号資産の1つであり、現在も推定5000万ソラナ(SOL)トークンがFTXの第11章手続きのため資金ロックを受けています。
そのおかげで、2022年末の資産価格は年初来94.2%の下落、時価総額もTOP10から転落する大暴落を見せています。
昨年末には、「Degods」と「Y00ts」という2つの大規模NFTプロジェクトがSolanaからの離脱を表明するなど、その苦境が度々報じられています。
FTX破産前の数字に戻りつつある
FTX破産後から厳しい状況にあるSolanaですが、「シティグループ」の報告書からは「アクティブアドレスや毎日のNFT取引ボリュームなどのいくつかの指標は、FTX崩壊前のレベルに戻っており、チェーン上の一部のユーザーからの快適であることが示されている 」と前向きな報告が上がっています。
報告書によれば、先週Bonkと呼ばれる新しいプロジェクトのトークンがソラナホルダーにエアドロップされたように、開発者がブロックチェーン上で活発な動きを続けているのがその要因であるとのことです。
一方で報告書は、Solanaの今後の課題として、Solanaブロックチェーンに滞在し続けるインセンティブをユーザーに与えるべきだと指摘しています。
昨年末に「Degods」と「Y00ts」がSolanaブロックチェーンから離脱したことにも言及し、Solanaブロックチェーンネットワークの将来性には疑念が残っていると考察しています。
参考:Citi Says Solana Blockchain Activity Remains High
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