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デジタル財産権がWeb3経済の繁栄の鍵になる

NFTニュース

公開日 : 2022年08月11日 | [更新日]

香港のベンチャー企業Animoca Brandsの共同創業者であるYat Siu氏は、オンチェーンデジタル財産権こそが、ブロックチェーン技術の最大の特徴であり、より分散化された社会を推進すると述べています。

また、「物理的な世界における確実な資産管理は、経済的に豊かであることの重要な指標の1つです。そして、それはまさにWeb3におけるデジタル資産管理によって可能になる」とYat Siu氏は述べました。

Web3の可能性

Korean Blockchain Week 2022(KBW)で講演したSui氏は、私たちは皆「デジタル依存者」であり、Apple、Google、Facebookなどのプラットフォームに価値をもたらす「データこそが評価基準のための資源だ」と指摘しまた、このように述べました。

「今日、世界で最も力を持つ企業は、エネルギー企業でも資源企業でもなく、IT企業だ。ソフトウェアを作っているから力を持っているのではなく、私たちのデータをコントロールするから権力を持っているのです」

しかし、私たちが慣れ親しんだWeb2プラットフォームとは異なり、ブロックチェーンベースのアプリケーションでは、そのデータをコントロールすることができ、「デジタル植民地化」の対象にはならない、とSui氏は付け加えました。

「Web3が実現した強力な点は、私たちが所有権を持っている事です。これらの資産に対して分散・非中央集権的な所有権を持つため、大きな変化を実現できるのです」

また、財産権の重要性を強調し「国民に強い財産権がある国は、社会が発展する」と主張しました。また、IPRI(International Property Rights Index)とGDPI(Gross Domestic Product Index)の相関関係を指摘しました。

「しかし、韓国、米国、日本、ヨーロッパのほとんどの国々は、非常に高い水準の資産権を保有しています」と説明し、デジタル資産権も同様であるべきだと述べました。

アジアで本格化するデジタル所有権

Siu氏は、Web3やデジタル財産権の活用に関して、アジア大陸は圧倒的に成長する余地があると指摘しました。

アジアには「信じられないほどのコンテンツ」と「デジタル的な表現」の非常に豊かな歴史があり、その多くはブロックチェーンベースの資産に(NFTの形で)変換することができ、その資産に対するデジタル財産権を提供できると述べました。

アジアの人々が今日、他のどの大陸よりも多くの時間をインターネットに費やしている一方で、まだ伸びしろがあると考えています。「欧米ではほぼ100%の普及率を誇る世界の他の地域とは異なり、アジアでは大陸全体のインターネット普及率が67%程度に過ぎない」と指摘しました。

また、アジアの人々は、ブロックチェーンを利用したメタバース、ゲーミング、NFT、およびそれらに付随するデジタル財産権に対する心理は、欧米と比較して非常に好意的であると述べました。

Animoca Brandsに関しては「Animoca Brandsの評価額が60億ドルに迫る」でも解説しています。ぜひ、参考にしてください。

「Animoca Brands」の評価額が60億ドルに迫る

参照:KBW 2022: Digital property rights key to thriving Web3 economy — Animoca’s Yat Siu

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