注目のNFTアプリFloorが10億円の資金調達に成功

NFTニュース

公開日 : 2022年06月10日 | [更新日] 2024年11月01日

NFTを、より身近でわかりやすいものにすることを目的としたアプリ「Floor」が、シリーズAラウンドで800万ドル（約10億円）を調達しました。

このラウンドは、The Blockの創業者であるMike Dudas率いるベンチャーキャピタル「6th Man Ventures」の主導によるものです。

他には、B CapitalやWorklife Ventures、Collab+Currency、Hannah Grey、Crypto.com、Exponent Capital、Eberg Capitalなどが参加しています。

Floorは、2021年10月に設立されたベンチャー企業です

Floorアプリは、NFTポートフォリオのトラッキングやリアルタイムの価格アラート、マルチウォレットサポートなどを提供します。

今後、NFTのウォッチリスト作成機能や売買の判断材料となる推定値の算出機能などの実装が予定されています。

Floorのアプリを利用するには、NFTの購入が必須であり、手続きはDiscordを通じて行われます。

このNFTの購入条件のせいで、ユーザーは気軽にFloorのアプリを利用できませんでした。

しかし、今回の資金調達により、NFT購入条件を取り除ける可能性が出ています。

多くのユーザーを獲得できれば、Floorは多くの企業とパートナーシップを締結できるようになり、注目度の高いNFTプロジェクトをユーザーに紹介できるようになるでしょう。

Floorアプリの正式なローンチは、2022年の夏の終わりか秋の初めになると予想されています。

参考：CoinDesk”NFT App Floor Closes $8M Series A Led by Mike Dudas’ VC Firm”