ファイナルファンタジーの開発者がNFTゲームにさらに注力すると発表
NFTニュース公開日 : 2022年01月06日 | [更新日] 2024年11月01日
新型コロナウイルスに端を発するパンデミックは、絶する形で人々の社会行動を一変させました。
そんな中急速に広まってきたのはNFTとメタバースです。
スクウェア・エニックスの松田洋祐社長は、NFTとメタバースの分野が単なる流行語でないことを理解しており、さらに推し進めていく予定だと述べました。
松田社長は2021年を「メタバース1年目」だけでなく「NFT1年目」とも定義づけていて、さらなるビジネスチャンスがあると解釈しています。
年頭のあいさつで、具体的な製品やサービスの提供ができるだろうと予想しています。
スクウェア・エニックスは特にAI、クラウド、ブロックチェーンゲームの領域への投資を戦略的に進めていくようです。
ゲームAIについては、以前から研究開発を進めており、イーサリアムベースの仮想世界「The Sandbox」にも大規模な投資を行っています。
ブロックチェーンゲームに対する大きな期待
従来オンラインゲームはクリエイターがゲームを提供して、それをプレイするユーザーが遊ぶだけの一方向的なものでした。
しかしブロックチェーン技術の登場により、流れが変わります。
松田社長はブロックチェーンゲームはまだ発展途上ですが、自立的なゲームの成長を促す可能性があると認めています。
単に楽しむために遊ぶのではなく、ユーザーがゲーム内で稼げるようになる「play-to-Earn」の世界です。
ユーザーがゲームに参加して他の人と繋がるきっかけとなる様々な動機付けの道をスクウェア・エニックスは模索しています。
様々な動機を持ったユーザーがゲームに関わっていき、ブロックチェーンを介して新たなエコシステムを築きいければ新たなゲーム体験を味わえるでしょう。
ブロックチェーンゲーム界隈に、ゲーム業界の巨人が参入するというニュースは、かなり業界にも明るい光が差し込むのではないでしょうか。
将来的にはスクウェア・エニックス独自のトークンも発行し、分散型のブロックチェーンゲーム開発にも注力していくそうで、今後の展開が楽しみですね。
参考:”Final Fantasy Developer Talks Metaverse, Reaffirms Further Focus on AI and Blockchain Games“
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。