Fenix Gamesがブロックチェーンゲームに1億5千万ドルを資金調達

NFTニュース

公開日 : 2022年11月29日 | [更新日] 2024年11月01日

「Fenix Games」のCEO兼共同創業者であるChris Ko氏は、「Fenix Games」を次世代のブロックチェーンゲームを強化するための「VCファンドのようなもの」だと考えています。

Web3 ゲームのパブリッシャーである「 Fenix Games」 は、ブロックチェーンゲームの買収、投資、配信のために 1 億 5000 万ドルの資金調達を行いました。この資金は、ブロックチェーンゲームの普及を目的としたゲームパブリッシング会社の設立に充てられる予定です。

「Fenix Games」の最新の資金調達ラウンドには、Phoenix GroupやドバイのベンチャーキャピタルCypher Capitalなどの投資家が参加したことを、現地ニュースメディアJinseが報じました。Fenix GamesのCEO兼共同創業者で、以前はMythical Gamesを率いていたChris Ko氏は、Fenix Gamesを次世代のブロックチェーンゲームを促進するための「VCファンドのようなもの」だと考えています。

資金調達後の計画について、Ko氏は次のように述べました。

「我々は、実際に、次世代ゲーム開発会社に投資するために、巨大資本をベースにスタートするつもりです。また、バランスシートを使って、Web2分野の既存ゲームを大量に買収し、ポートフォリオを構築することも考えています」

また、Ko氏は、ゲーム機やモバイルゲームなどの従来のビデオゲームのように、ブロックチェーンゲームの市場は存在しないことを強調しました。「Fenix Games」の今後の戦略は、出版活動を通じてゲームの経済圏を発展させることです。

GameFiが常に進化し続けるモデルは「今日のAAAゲーム会社を大したことないように見える」かもしれないと、Web3ゲームの基盤となるマルチチェーンイーサリアムネイティブネットワークSkaleのCEO、ジャック・オホレラン氏は述べました。

しかし、継続性のあるGameFiモデルを見つけることは、依然として難しい課題となっています。高いガス代や、NFTの購入、所有、取引に関する技術的な複雑さのために、ユーザー側の苦労は、業界で最も困難な問題の1つに挙げられています。

参照：Fenix Games raises $150M to fuel next-generation blockchain gaming