Yuga Labsの共同創業者がサイバー攻撃が起きるリスクが高いと警告を発する
NFTニュース公開日 : 2022年06月13日 | [更新日] 2024年11月01日
Bored Ape Yacht Club(BAYC)やOthersideなど、人気の高いNFTプロジェクトを手がけるYuga Labsは、自社SNSに間もなく起こる組織的なサイバー攻撃に関する情報を受け、Twitterにセキュリティ強化を打診しています。
Yuga Labsの共同創業者Gordon Goner氏は、次のようにツイートしています。
We’ve received credible information that there may soon be an attack on our social media accounts, using an inside source at @Twitter to bypass our security.
There are no surprise mints. Ever.
— GordonGoner.eth (@GordonGoner) June 11, 2022
「近々、私たちのソーシャルメディアアカウントに対して、@Twitterの内部情報源を使ったサイバー攻撃が行われるという信憑性のある情報を得ました。」
コミュニティへの警告後すぐに、Twitterの関係者は既存のセキュリティの強化に加え、アカウントでの活動を積極的に監視するようになりました。
Gordon Goner氏は、攻撃者が被害者をおびき寄せるためによく使う手法「サプライズミント」は決して実施しないと投資家に伝えています。
これまでYuga Labsは、いくつかのサイバー攻撃の被害にあっています。
6月5日、攻撃者はYuga LabsのBAYCとOtherSide Discordグループに侵入し、145Ether(ETH)以上を持ち逃げすることに成功しました。
この事件については、「Bored Ape Yacht Clubのコミュニティから約3,400万円盗まれる事件が発生」で取り上げていますので、ぜひ参考にしてください。
NFTの人気と比例するように、サイバー攻撃の可能性も高まっています。
サイバー攻撃の被害を避けるためにも、各ユーザーがセキュリティ意識を高めなければいけません。
誰でもできる対策は、第三者から送信されたメールやメッセージに添付されているURLは、たとえ信頼性が高そうでもクリックしないことです。
参考:CoinTelegraph”Yuga Labs co-founder prewarns possible attack, claims Twitter insider involved”
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。